ビットコインを正式通貨に採用したヨーロッパのミクロ国家とは?~ビットコインカフェ~

ビットコインは国家などによって価値を保証された通貨ではありません。
しかし、建国以来仮想通貨に強い興味を示すミクロ国がヨーロッパにあります。
本日のビットコインカフェは、仮想通貨を国の経済活動の基盤であると語る『リベルランド自由共和国』についてです。
 
リベルランドは2015年4月13日、ヴィク・イェドリチカ(Vít Jedlička)によって建国されたミクロ国家です。
セルビアとクロアチアの間に位置し、近隣両国はリベルランドを正式国家と認めておらず、論争が絶えない状態です。
 
同国のヤン・プルクラベク(Jan Pulkravek)財務相は、
『リベルランドの透明性について議論した結果、全面的に仮想通貨を使用する事に決定した。従来の通貨や銀行口座の心配も無用である。リベルランドの大臣はビットコインウォレット(財布)とビットコインクレジットカードしか使わないので、これ以上の透明性はない。』という声明を発表しました。
 
2016年8月28日には、リベルランド政府は1万ドル相当のビットコイン寄付を受けており、
リベルランド大統領が『この通貨は我が国家における経済活動の基盤である』ともコメントしています。
(9月22日付、フリー誌Diario Biecoin より)