【ZCASH(ジーキャッシュ)取り扱いスタート】Zcashの概要、ZEC価格、売買方法まとめ

coincheckでは、10/28(日本時間では10/29)にマイニングがスタートした仮想通貨「ZCASH」の取り扱いを開始しました!
ZCASHの特徴や価格、概要、coincheckでの売買方法をまとめました。
※売買機能のみのご利用となります。入出金機能は後日リリース予定です。

▼ZCASHとは?

ZCASHは、自分の持っている命題が「正しいもの」であることを伝えるために、「正しい」という事実以外の情報を伝えることなく証明を可能にする「ゼロ知識証明」という技術が用いられ、Equihashというアルゴリズムを使用しています。
ゼロ知識証明を用いることで、ブロックチェーン上の支払者、受取者、金額の情報を自動的に隠し、正しい閲覧キーを持つ人だけが内容を見ることができ、他者に閲覧キーを送る際は、オプトイン方式で送ります。
ZCASHはパブリック・ブロックチェーンを使用し、分散型ネットワークを保持しつつ、完全な匿名支払が可能です。
ZCASHのプロジェクトはオープンソースで、GitHubにて公開されています。
プロトコルのメンテナンスなどは、Zcash Foundationという非営利団体で運営されます。

▼ZCASHとビットコインの違い

誰が誰にいくら送ったかを第三者に明かさなくても、送金トランザクションの正当性が証明できることがZCASHとビットコインとの大きな違いです。正当性を証明するために、ゼロ知識証明が採用されています。
ビットコインで採用されているブロックチェーンは、高い匿名性と信頼性を実現したシステムです。
しかし、ビットコインは仮名性取引を追跡できることから、完全な匿名性とは言えません。
ZCASHは、取引を追跡できない完全な匿名性を実現した仮想通貨です。
ブロックチェーンに加え、各取引の仮想通貨の量、送信者、受信者を非公開にした状態で送金処理が可能になりました。
ブロックチェーンシステムを利用する仮想通貨の取引では、仮想通貨の所有という事実を証明する秘密鍵情報を使用し取引が行われます。
ZCASHはゼロ知識証明を採用し、取引する仮想通貨の量を非公開の状態で決済を可能にし、取引の追跡を不可能にする仕組みです。

▼ZCASHの特徴

ZCASHの特徴は、ゼロ知識証明を用いてブロックチェーン内の通貨の取引を暗号化する「高い匿名性」です。
匿名性のメリットは、資産のやり取りを第3者に明かすことなく行えること。
ZCASHは、ゼロ知識証明を使った初めての本格的な仮想通貨として期待されています。

▼ZCASHコイン「ZEC」

ZCASHのネットワークで使用されるコインの単位は「ZEC」。
発行量は21,000,000ZECで、プレマイン(開発者が最初から一定数のコインを所持した状態でシステムを開始すること)は行われません。ブロックサイズは2MBで、150秒ごとにブロックが生成され、4年に一度半減期が来ます。
 

▼ZCASHの価格(ZEC/BTC、ZEC/USD)

1ZECあたりの価格(ZEC/BTC)

1ZECあたりの価格(ZEC/USD)

 

▼ZCASHの売買方法

coincheckでは、ZECの売買が可能です。
※入出金は後日リリース予定です。
(1)ZECの購入方法
coincheckウォレットより、「コインを買う」を選択します。
取り扱いコインから「ZEC」を選択し、購入したい量を入力します。
交換する通貨を日本円(JPY)もしくはビットコイン(BTC)から選択し、「購入する」ボタンを押すと購入が完了します。
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(2)ZECの売却方法
coincheckウォレットより、「コインを売る」を選択します。
取り扱いコインから「ZEC」を選択し、売却したい量を入力します。
交換する通貨を日本円(JPY)もしくはビットコイン(BTC)から選択し、「売却する」ボタンを押すと購入が完了します。
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Zcash公式