紙と鉛筆でアナログにビットコインを採掘してみた

ビットコインは、誰でも新規に通貨を発行することが出来る。
ただし、勿論それでは、稼ぎたい人が、次々に自由に新規通貨を発行してしまう為、すぐにインフレになってしまう。
では、どのように誰でも発行出来る通貨を管理しているのだろうか?
その仕組みがマイニングである。
要するに、”ある問題”を解いた人だけが、新規に発行されたコインを入手出来ると言うものだ。
 
具体例をみてみよう。情報工学の世界では、ハッシュ関数(一方方向性関数)というものがあり、例えば、
 
test => 9f86d081884c7d659a2feaa0c55ad015a3bf4f1b2b0b822cd15d6c15b0f00a08
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のように、ある文字列に対して、一意に決まる文字列を算出する関数が存在する。
特徴的なのは、生成したものから、逆に元の文字列を復元するのはほぼ不可能(ものすごい計算量が必要)なことだ。
ビットコインのマイニングとは、この生成した文字列が000000….と、ゼロが連続して並ぶものを見つける行為である。
 
信じられないことに、この作業を紙とエンピツで行ってみた人が存在したようだ。
Mining Bitcoin with pencil and paper: 0.67 hashes per day

Mining Bitcoin with pencil and paper – YouTube
 
もし興味があれば、あなたもアナログにマイニングをしてみては如何だろうか?
幸運な結果は保証出来ないが・・。。
coincheckビットコイン取引所