【お願い】ビットコイン送金について-コントラクトアドレスへの誤送金にご注意下さい

平素よりcoincheckをご利用いただきましてありがとうございます。
DAOの取り扱いが始まり、大忙しの運営でございます。
さて、今回は送金先アドレスについてです。
coincheckが取り扱う仮想通貨には全てアドレスがあり、このアドレスにより、仮想通貨の送金や受取りが可能になっております。
アドレスを入力(コピペ可)するか、QRコードでのやり取りもできるので、手軽簡単
・・・・・・なのですが、その分間違いも起こりやすいようです。
 
特に多いのが、”コントラクトアドレス“への送金。
というわけで、仮想通貨アドレスとコントラクトアドレスの違いをご説明したいと思います。
 
<h2>▼ビットコインアドレスでの送金・受け取り
自分のビットコインアドレスは、ビットコインを受け取るで確認できます。
 
ビットコインアドルス
 
こちらに記載されているのがそれぞれのアドレスです。
ビットコインを送るで、それぞれの仮想通貨に対応したページを選択できます。
例えばEthereumを送りたい場合、「Ethereumを送る」を選択し、送る先の方のEtherumアドレスをに入力し、金額を入れ「送金する」ボタンを押せば完了します。
 
イーサ
 
ここでご注意いただきたいのが、赤で囲ってある部分です。
「Etherをコントラクトアドレスに送金することはできません」と記載がございます。
※この注意書き、ビットコインとDAOのページにはございませんが同様にお気をつけください!
 
<h2>▼コントラクト(契約)アドレスとは
EthereumやDAOは、分散アプリケーション・プラットフォームと呼ばれます。
分散アプリケーションとは、1つ以上のローカルまたはリモートのクライアントが、ネットワークで接続された複数のマシン上の1つ以上のサーバと通信するアプリケーションのことです。
ブロックチェーンによって取引履歴を管理しているビットコインに対し、EthereumやDAOは取引で行われる契約をブロックチェーンに書き込み、その書き込まれた契約内容を実行する、という仕組みになっているんですね。
コントラクト(契約) → ブロックチェーンに書き込み → コントラクトの内容を実行
こういった流れとなります。
コントラクトにはアドレスが付与されており、それをコントラクトアドレスと呼びます。
このコントラクトアドレスをEthereumやDAO本体のアドレスと間違えてしまい、宛先に設定し、送金が失敗する、というケースがちらほら見受けられます。
 
<h2>▼送金アドレスを間違えないためには
coincheckではコントラクトアドレスが表示されることはありません。
「いちいち手間がかかる」と感じるかもしれませんが、
送金を行うときはcoincheck、もしくは他のウォレットに表示される各仮想通貨のアドレスをしっかり確認し送金を行うようにしてください。
送金先のQRコードがわかる場合は、それが1番確実かもしれません。
送金先をコントラクトアドレスに設定し送金失敗となっても、送金のやり直しが可能です。
しかし、送り先のアドレスを確認せずに違う宛先に送金してしまった場合、返金などの対応はできませんので、送金先のアドレスをしっかり確認してから、送金を実行してくださいね。
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